| いざ!録音 |
![]() さて、ここまで進めばもう完成は間近ですね。 頑張りましょう!でもお父さん、これからが1番重要な部分ですよ。伴奏の部分のMIDIはある程度のクオリティなら誰が作っても同じになりますが、生楽器やボーカルは最もオリジナリティが出る部分です。前の章で準備したMIDI伴奏をバックにして面倒臭がらずに何度も練習しましょう。いくら間違えてもMIDI音源は文句ひとつ言いませんからね。場合によってはいつもの調子で一杯引っかけてから歌うのも良いかもしれません。でもついつい飲み過ぎちゃってコブシをグリグリまわした演歌調のボーカルにならないように注意しましょう。 ところで最近のデジタルオーディオ技術ってすごいですねぇ。ちょっとしたノイズなんかは各種デジタルエフェクト(DirectX/VSTプラグインなど)できれいになっちゃいます。前述の話ではないのですが、閉め切った小部屋でのボーカル録りなんか暑くてやってられません。当然、扇風機やクーラー掛けますね。そうするとその音が一緒に録れちゃうんですが、上記のデジタルエフェクト処理をすれば、ボーカルや生ギターの音以外を小さく又はほぼ無音にする事が出来ます。アナログ時代はこんなこと素人には出来なかったので大変有り難いです。専門スタジオでの録音クオリティには絶対勝てませんが、宅録でもかなり高品位の録音が出来るようになったのはこのお陰です。 次に音のレベルですが、昔ラジカセにレベルメーターが付いていた時代はレッドゾーンに入った直前あたりに1番大きい音が来るように歌うようにしてましたね。まあ今も基本は同じなんですが、デジタル録音の場合はオーバーロードすると歪むのではなく、音に「ブチッ」というノイズが乗ってしまいます。後のエフェクト処理で音圧を許容範囲の最大レベルまで持ち上げられますので、大きからず小さからずのレベル設定で録音に望みましょう。また、ここでいう音のレベルとはメインボーカルやコーラスと伴奏の基本的な録音レベルの事で、次の章でお話するミックスダウンの時に音量バランスを十分調整出来る範囲にしておくことが肝要です。 また、歌モノのアマチュア作品の評価で良く言われる事が、ボーカルの音量が伴奏に比べて小さいという評価です。本人はこれで十分だと思っていても、ミックスダウンの後で聴いてみるとボーカルが伴奏の中に埋もれてしまって「ボソボソ」と何を歌っているのか聞えにくいケースが多い様です。ボーカル録音の際は出来るだけS/N比の良いクリアな音で録れるまでは諦めずに何テイクも録り直しをしましょう。 どうですかお父さん?基本MIDI伴奏.WAV、拡張生楽器伴奏.WAV、コーラス&ハモリ.WAV、メインボーカル.WAVってな具合で各々トラックの準備が出来てきましたね。
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